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Q01 |
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科学技術ジャーナリスト養成プログラムでは、科学技術を専門としないジャーナリストを目指す人も学べますか。 |
A01 |
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科学技術分野でジャーナリズムを学びたい人はMAJESTyに来ます。MAJESTyでは明確に目的を持って科学技術コミュニケーター、科学技術ジャーナリストを養成するという形になっていますので、基本的にはそういう志向を持った人たちが来ます。ただしMAJESTyは中身のカリキュラムにかなり融通性を持たせており、MAJESTyの学生でもジャーナリズムコース等、他のコースの科目を取ることができるようになっています。他方では、ジャーナリストを目指す人の中で科学技術に関心を持つ人もいます。そういう人はMAJESTyに入っても良いし、ジャーナリズムコースに所属しながら、MAJESTyの科目を取ることもできます。ただし、MAJESTyの実習科目、「科学コミュニケーション実習」「メディア制作実習」は特に科学技術コミュニケーター養成の色を強く持ち、MAJESTyのための実習科目です。これも、どのコース生でも履修することはできるのですが、MAJESTyの学生が優先して履修できる仕組みです。 |
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Q02 |
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修士論文が2年生の後期からということですが、そのために指導教員とサブアドバイザーが付くとあります。どのような形で指導教員とかかわるのでしょうか。 |
A02 |
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MAJESTyに限っては文系と理系の双方の教員から必ず指導を受けます。例えば指導教員が文系であれば、サブアドバイザーは理系の教員ということになります。逆もあります。
MAJESTyでは2年目の始めに指導教員とサブアドバイザーを決めます。論文指導を受けるための演習は通常2年目の後期に履修します。ただ、もっと早い段階で先生の指導を受けたいという場合には、2年目の前期からこの演習を履修して指導を受けることもできます。また、演習を履修するという形以外でも修士論文に関する相談には、教員はいつでも相談に乗ります。また、2年目からは修士論文合同指導会というものがあります。これは全学生がそれぞれ自分のリサーチについて報告をし、指導に係わるすべての教員が様々なアドバイスをします。自分の指導教員以外の教員からも指導を受けられるという集団指導体制がありますのでご安心ください。 |
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Q03 |
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出願書類の中に英語力について問うものがありますが、これはどの程度の水準の学力であればよいのか教えていただけますか。 |
A03 |
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足切点のようなものを設けているわけではありません。ジャーナリストとして基本的に今後育っていっていただくのに、その前提となるレベルの英語力があるかどうかをみるということです。従って基準点というのはありません。AO入試ですので研究計画等と面接で総合的に判断します。 |
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Q04 |
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政治経済学部の出身でもなく、特に政治やジャーナリズムを学んだことのない学生達への指導と、社会人への指導には開きもあると思うのですが、どういったものになりますか。 |
A04 |
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現実に早稲田大学の中でもMAJESTyに入って来られる学生の出身学部は千差万別です。文学部や法学部、教育学部等の学部から入って来られます。色々な背景を持つ人が入って来られるので本当に様々です。むしろ、学部時代、例えば政治経済学部でジャーナリズムを中心に学んできた、と明確に言えるような学生は今までいらっしゃらないと思います。自分がそういう勉強をこれまでしてこなかったから、ハンデがあるのではないかということは全く心配する必要はありません。 |
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Q05 |
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MAJESTyに入学した場合と、政治学研究科の政治学コースに入学した場合とでは、教育システムやその後の博士課程への進路の差があるのでしょうか。特にMAJESTyでは実践的な授業が特徴ということですが、入学してから、研究に進む方向、実践的に学ぶ方向ということでは違いがあると思うのですが。 |
A05 |
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MAJESTyに入学したけれども、政治学研究科に入ったのだから、例えば政治学をしっかり勉強したいという意欲があれば、該当する授業を履修して勉強することもできます。MAJESTy修了後、別の博士課程に進まれた方もいらっしゃいます。将来はジャーナリズムコースの中に博士課程を置くことも視野に入れています。これはジャーナリズムについての専門的なエキスパートを養成するということですから、研究の方に進みたいという志向性を持った方を排除する形のようなプログラムにはなってはいません。また、実践的に学ぶということに関しては、アカデミックな場においての机上の空論ではなくて実際に現場で仕事をされている方を多数お招きして講義を行っています。現場の制作実習や取材実習を体感してもらうことを重視しています。 |
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Q06 |
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修士論文について、2年目の後期からですと、短い期間の中で完成させることになります。今までの修士論文のテーマや具体的な内容を教えていただけますか。 |
A06 |
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実際には2年目に入った時点で指導教員を決めることによって少し早目に取り組みを開始できます。自分はこういうことについて学びたい、こういうテーマで論文を書きたいということが入学の時点である程度明確になっている方もいらっしゃいますし、学んでいる中で色々なことに関心が向いてきて、テーマが変わる人もいらっしゃいます。ですから、実際に取り組み始める時期というのは人によって様々です。
具体的なテーマは、例えば「日本の科学雑誌はなぜ売れないのか」等です。「耐震偽装」について取り上げて論文を書かれた方もいらっしゃいました。また、高校の教師をなさっていた方で「科学的思考とは何か」というテーマで、色々な立場の人に取材をし、それをまとめられた方もいらっしゃいます。その方は映像作品の形で修士論文を提出されています。論文形式だけではなくて、映像作品での提出も認めています。ただし、その映像作品だけでは、作品の出来そのものの評価と内容の評価との区別が難しいという問題があるので、必ず思考プロセスがわかるペーパーの提出を義務付けています。 |
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Q07 |
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入試の難易度、倍率について教えて下さい。 |
A07 |
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AO入試ですから、研究計画書、面接、TOEFLのスコア、これで合否の判定をしています。所謂ペーパー試験というものはやっていません。ジャーナリストになるべく勉強するポテンシャルのある人はなるべく迎え入れようという姿勢です。ただ、15名という定員の枠がありますから、大幅な人数の超過は、指導が薄くなる懸念があるのでできません。また、面接の場では、本当にここでジャーナリストになる勉強をしたいのかどうか、科学技術に関心を持っているのかどうかという視点で審査いたします。研究計画書を見て、科学技術ジャーナリストや科学技術コミュニケーションに本当に関心を持っているとは思えないような方はご遠慮いただくこともあります。 |
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Q08 |
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TOEFLのスコア票の提出が義務付けられていますが、スコア票のコピーも可と入試要項にはあります。そのスコア票というのはインターネットで問い合わせられる自分の点数の画面印刷でもいいのですか。 |
A08 |
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大丈夫です。
*2008年8月2日の入試説明会実施後にWEB上で公開されるスコアのハードコピーでも出願書類として認めるということになりました。 |
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過去にあった質問 → |
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