ジャーナリズム大学院修了生の岩下明日香さんが著書『カンボジア孤児院ビジネス』（潮出版社）を出版。第4回潮アジア・太平洋ノンフィクション賞受賞作品
早稲田大学ジャーナリズム大学院修了生の岩下明日香さんが、著書『カンボジア孤児院ビジネス』（潮出版社）を2017年7月20日に出版しました。
岩下さんは2016年9月にジャーナリズム大学院（政治学研究科ジャーナリズムコース）を修了。在学中に修士作品（ルポルタージュ）としてカンボジア孤児院ビジネス問題をテーマに取材・執筆をしました。その修士作品をもとにした『ア・リトル・キス――カンボジア孤児院ビジネス問題』が第4回「潮アジア・太平洋ノンフィクション賞」を受賞しました。
今回の著作は、受賞後に再度、カンボジアへの取材を実施し、その取材を加味して加筆したものです。
潮アジア・太平洋ノンフィクション賞の選考委員の一人であるノンフィクション作家の梯久美子さんは、岩下さんの作品を「知るべきであるのに知らなかったことを二十代の若い書き手によって教えられ、先進国に暮らす者の無知と傲りを突きつけられた」と高く評価しています。
『カンボジア孤児院ビジネス』の概要は以下のとおりです。
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「孤児院ツーリズム」の実態とは? 手掛けるのは旅行会社やNPO 法人。子どもたちは、観光客のために可哀想な子を演じ、訪れた人々は同情を寄せて寄付やボランティアを願い出る――。 先進国と途上国、観光する側とされる側、富者と貧者、大人と子ども、それぞれの間に横たわる闇と溝に迫る。
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＜第4回潮アジア・太平洋ノンフィクション賞受賞作品決定＞
https://www.usio.co.jp/html/u_apn/04u_apn.html
＜『カンボジア孤児院ビジネス』 Amazonの頁＞
