「米国NPOメディアCIRの挑戦 -次世代ジャーナリズムを考える-」
CIR's challenge toward future journalism
日 時 :2014年11月27日(木)18:00~20:30(開場17:30)
場 所 :早稲田大学大隈記念講堂 小講堂
主 催 :早稲田大学 大学院政治学研究科 ジャーナリズムコース
助 成 :放送文化基金
問合せ :早稲田大学 大学院政治学研究科(TEL:03-3208-8560 月-土10-17時)
入場料 :無料(当日会場まで直接お越しください)
プログラム:基調講演[18:10-18:50]
ディスカッション [19:00~20:30]
※日本語による同時通訳がつきます。
登壇者 :ロバート・ローゼンタール (調査報道センター(Center for Investigative Reporting / CIR) エグゼクティブ・ディレクター)
角 英夫(NHK大型企画開発センター長)
澤 康臣(共同通信記者)
白石 草(特定非営利活動法人OurPlanetTV 代表理事)
瀬川 至朗(早稲田大学政治経済学術院教授・政治学研究科ジャーナリズムコース プログラムマネージャー)
モデレーター:高橋 恭子(早稲田大学政治経済学術院教授・早稲田大学川口芸術学校長)
Web配信:UTREAM http://ustre.am/1ijDC
■イベント説明
メディア産業は世界的な危機に直面し、変革の時期を迎えています。2008年のリーマン・ショックによる経済不況とインターネットメディアの進展によって、米国では費用がかさむ国際報道や調査報道が切り捨てられ、ここ10年で新聞記者数は約17,000人も減少しています。
一方、マスメディアの失った機能を補完し、権力の監視役としてのジャーナリズムの原則に立ち返ろうとする非営利のメディア組織(NPO)が次々に設立されています。その一つが、調査報道系NPOでは米国最大となる「調査報道センターCenter for Investigative Reporting(CIR)」(本拠:カリフォルニア州エメリービル)です。CIRは特ダネの発想を捨て、既存メディアと競合せずに連携を強化することで、活字、放送、ネットを横断するマルチプラットフォームによって番組や記事を配信しています。
本シンポジウムでは、CIRのロバート・ローゼンタール エグゼクティブ・ディレクターを招き、テレビプロデューサー、新聞記者、ネットメディア関係者、ジャーナリズム研究者らと共に、CIRの事例から日本における次世代のジャーナリズムのあり方や大学とメディアの連携について討論します。