第7回報道実務家フォーラム 「東京新聞特報面」はこうして作られる
講師 野呂法夫さん(東京新聞特報部デスク)
1月30日(月) 19時~
早稲田大学11号館502教室
東京都新宿区西早稲田1-6-1
(地下鉄東西線早稲田駅から徒歩,またはJR・西武高田馬場駅からバス「早大正門」終点)
主催:早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース
取材報道ディスカッショングループ
<内容>
福島第1原発事故以来、東京新聞特報面(こちら特報部)への注目が高まっています。脱原発の立場を鮮明にした上で、政府や電力会社の情報隠し、低線量被曝問題、福島以外の原発の現状などを、連日見開き紙面で展開。脱原発派の人々を中心に大きな支持を得るようになりました。
そのほか八ツ場ダム問題、中央官庁の天下りや利権問題などでも息の長い調査報道を続けています。
ストレートニュース重視の傾向が強い新聞の中で、ひと味違った視点と広いスペースを取った記事作りは、どのように行われているのでしょうか。デスクや記者たちは、どのような意識で仕事に臨んでいるのでしょうか。
特報部デスクの野呂さんにお話いただきます。
予約不要・無料
問い合わせ: jitsumukaforum@yahoo.co.jp
または
早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース 瀬川至朗研究室
(FAX:03-5286-3995)
<報道実務家フォーラム>http://jitsumuka.seesaa.net/
報道実務家フォーラムは、取材技法を高め、知識を広げたり、情報、報道の自由と記者の権利について理解を深めたりすることを目的に、隔月の頻度でこれまでに下記の通り5回開かれています。現役の記者や記者を目指す人、そういったテーマに関心のある人ならば、どなたでも参加できます。新聞・通信・放送の記者でつくる「取材報道ディスカッショングループ」の議論の中から生まれました。
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<これまで開催されたフォーラム>
2010年3月4日
太田昌克さん(共同通信編集委員) 「核密約」スクープはこうして生まれた
5月14日
大沢陽一郎さん(読売新聞社会部次長) 小沢幹事長政治資金疑惑はこうして調べた
7月23日
青木友里さん(下野新聞記者) 栃木豪雨・警察消防出動ミスはこうして分かった
10月8日
松田史朗さん(朝日新聞記者) 鳩山前首相「故人献金」はこうして調べた
12月21日
板橋洋佳さん(朝日新聞記者) 特捜検事の証拠改ざんはこうやって明るみに出した
2011年3月17日 震災のため中止
10月21日
七沢潔さん(NHK放送文化研究所研究員・ディレクター)
「ネットワークで作る放射能汚染地図」はこうして取材・放送した