第6回報道実務家フォーラム 「『ネットワークでつくる放射能汚染地図』はこうして取材・放送した」を10月21日(金)に開催

第6回報道実務家フォーラム 「ネットワークでつくる放射能汚染地図」はこうして取材・放送した

 

<講師> 

七沢潔さん(NHK放送文化研究所主任研究員・ディレクター)

    

日時:10月21日(金)午後6時半~8時半

会場:早稲田大学11号館703教室

東京都新宿区西早稲田1-6-1

<地図はこちら>

(地下鉄東西線早稲田駅から徒歩,またはJR・西武高田馬場駅からバス「早大正門」終点)

予約不要・無料

 

<内容>

 今年5月15日に放送されたETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故2か月」。現場に肉薄し、放射能汚染に日常生活を奪われた人々の苦悩を生々しく描いた放送は直後から大きな反響を呼びました。何度も再放送され、今年のJCJ大賞も受賞しました。

 七沢さんは、事故直後に専門家と事故現場周辺に入り、土壌を採取したり、空間線量を測定したりするなど汚染状況を自主調査。「ホットスポット」と呼ばれる極めて線量の高い地点の存在を早い段階で突き止め、行政の情報開示の遅れも浮き彫りにしました。

チェルノブイリやJCOなど原子力事故の豊富な取材経験を持つ七沢さんが、今回の番組制作と放送に際して直面した困難、そして取材のノウハウを明らかにします。

 

主催:早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース

   取材報道ディスカッショングループ

 

<問い合わせ>

jitsumukaforum@yahoo.co.jp

または

早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース 瀬川至朗研究室

(FAX:03-5286-3995)

 

報道実務家フォーラムは、取材技法を高め、知識を広げたり、情報、報道の自由と記者の権利について理解を深めたりすることを目的に、隔月の頻度でこれまでに下記の通り5回開かれています。現役の記者や記者を目指す人、そういったテーマに関心のある人ならば、どなたでも参加できます。 新聞・通信・放送の記者でつくる「取材報道ディスカッショングループ」の議論の中から生まれました。

 

 

 

<過去のフォーラム>

・2010年

3月4日

太田昌克さん(共同通信編集委員)   「核密約」スクープはこうして生まれた

 

5月14日

大沢陽一郎さん(読売新聞社会部次長)  小沢幹事長政治資金疑惑はこうして調べた

 

7月23日

青木友里さん(下野新聞記者)  栃木豪雨・警察消防出動ミスはこうして分かった

 

10月8日

松田史朗さん(朝日新聞記者)  鳩山前首相「故人献金」はこうして調べた

 

12月21日

板橋洋佳さん(朝日新聞記者)   特捜検事の証拠改ざんはこうやって明るみに出した

 

・2011年

3月17日  震災のため中止